【DIY日記-2 鉄製フェンスの撤去、木製柵の作成・取付】



@動機
元々あったフェンス、支柱の根元が錆びて折れかかっている。
なんとかしなきゃならない。
けど、どうやって直せばいいのかアイデアが浮かばず、
ずーっと頭に「なんとかしなきゃ」を抱えたまま、放置されて早2年。
ようやく、重い腰が上がったので、作業開始。




A仕上がりイメージの検討
白い漆喰に濃い色のフェンスで、コントラストを強調
なるべく作業性のいい構造にしたい(手間にかからない構造で組み上げたい)
安く仕上げたいのと、入手・加工しやすい材料ということで木製
ただし、ある程度の耐久性が欲しいので、ちゃんとした塗装で保護
できれば、今よりももう少し道路からの視線を遮れる構造にしたい

この程度のイメージを漠然と固めたところで、とりあえず材料を買い、
何か思い浮かぶであろうインスピレーションに期待。

その他のに考えたことは、
 ・安くしたい
 ・簡単に施工したい
 ・フェンスは縦?横?にこだわりはない
 ・ある程度の強度を持った構造




B材料手配
ホームセンターをブラブラして、安くて使えそうな材料を物色
3650mmの杉板(幅90mm、厚さ13mm)があったので、これに決定


C固定方法
次は、どうやって固定するか?
今ある支柱は、コンクリートブロックに埋め込まれ、モルタルで固められていて、触った感じかなりしっかりしていて、簡単には抜けなさそう。
言い換えれば、このままでも十分な強度がある(錆びて折れかかっている1本を除けば)
これをうまく活用しつつ、固定したい。

元のフェンスは、3本の支柱の下側にある受け金具にフェンスを乗せ、上側の金具で挟み込んでいるだけ。
実際に元の支柱に合わせてみたところ、固定方法のアイデアがわいてきました。
今ある支柱を挟み込むように両側に木製に支柱を立て、これにフェンスとする杉板をボルトで固定すればなんとかなりそう。
木製の支柱になりそうな木材を探しに再びホームセンターへ。




C材料手配、準備(ニス塗り含む)

杉板(3650×90×13mm)、30枚
赤松の垂木(2000×30×40mm)、20本
塗料(支柱用、色:黒)
ニス(フェンス用、キシラデコール、色:オリーブ)
ハケ
うすめ液
手袋




D作業

垂木を支柱用に切断し、耐久性の高そうな油性塗料で塗装
フェンス用の板材にこれもまたなるべく耐久性の高そうなニスを塗る(頻繁に塗り直すなど、性格上できそうにないので)
今あるフェンスを取り外す(錆びて回らないネジは金ノコで切断)
木製支柱を仮置きし、板材を止めていく
板材は、荷重が等分にかかるよう前後に取付
 元のフェンスは外側にだけ荷重がのり、支柱には倒れようとする力がかかっていた。
 今回は前後に杉板を取り付け、なるべく荷重が均等になるよう配慮。
 元の支柱の両側に置いた木製支柱を固定するため。




E感想(満足度、疲れ)
時間がかかったのは、アイデアが浮かばずどんな構造にすればいいか考えることと、ニス・塗料塗り。
取り付け作業は超簡単で一瞬で終わったので大したストレスにはならなかった。
壁に塗った真っ白の漆喰にフェンスの濃い色がしっかりとした存在感。
イメージしていた雰囲気をなんとか実現できて良かった。




F費用と時間(材料費、工具)

板材
垂木
ニス
塗料
ビス




Gやってみて気づいたこと
数日後、フェンスや漆喰を見て、雨によってニスの一部が溶けて水滴と一緒に落ち、漆喰に色がついていることを発見。

このまま放置すれば、純白の漆喰が汚くなってしまうので、なんとかしようと考えた結果、フェンスからのニスが側面に落ちないよう、漆喰で段差(堰)を設けてみた。

外から壁の側面しか見えないので、上面が汚れるのは割り切ったもの。






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