ふわとろオムレツへの道−1


@動機と目標
   薄い皮一枚で閉じられていて、

   ナイフを入れるとパカっと開き、

   満遍なく半熟に火の入った卵が、

   自らの自重で自然に流れ落ちる。


そんな「究極のふわとろオムレツ」を作れるようになりたい!
いつでも好きな時に自宅で食べさせてあげれるようになりたい。
YouTubeで、見事に流れ落ちるキチキチさんのオムライスを見て、こう思ったのがキッカケです。

あの絶妙な火加減でオムレツを作る技術
これが身につくようになるまでの(なれるのか?)
試行錯誤の調理記録を残していきます。

  失敗した時に考えていた事
  少しうまくいった時に感じた事
  上手くなってから過去を振り返った自分だから指摘できるポイント
「あー、あの時は、これが正しいと思って、こうやってたけど、ポイントはそこじゃなかったんだよね」
などなど、上手くなれると信じて、ログを残そうと思います。

同じように「究極のふわとろオムレツ」の技術を習得したいと思う人の参考になれば幸いです。




A準備
キチキチさんがおっしゃっていた事を参考に以下の要件に当てはまるフライパンを用意
 ・卵の量に対して一定以上の深さが確保できる大き過ぎないフライパン(18〜20cm)
 ・初心者でも卵が焦げ付きにくいテフロン製
 ・高価すぎないお手頃なお値段


結局、キチキチさんオススメに決定
   KIPROSTAR
   業務用アルミフライパン 20cm
   表面フッ素樹脂コーティング加工




Bメトレ
キチキチさんやchef ropiaさんの動画を何度もみて、
 ・卵の混ぜ方(フライパン振り方と箸の使い方)
 ・卵の巻き方(箸でめくる)
 ・卵のひっくり返し方(フライパンのトントン)
 ・それぞれの工程のタイミング

などを頭に焼き付ける。
見てるとなんだか簡単に出来そうな勘違いを起こす。




C実践(try & error)
頭の中には完璧な(と思い込んでいる)タイミングや鍋の振り方がインプットされた
いざ実践

できあがりのオムレツは次の項目で評価
  形:俵方で、継ぎ目がなく、なめらかで美しい表面
  半熟さ:絶妙な半熟さが全体で均一
  皮の薄さ:ナイフを入れれば自然に崩れ落ちる薄さ

     形 半熟さ 皮の薄さ
take-001 ×  ×   ×
take-002 ×  ×   ×
take-003 ×  ×   ×
take-004 ×  ×   ×
take-005 ×  ×   ×
take-006 ×  ×   ×
take-007 ×  ×   ×
take-008 ×  ×   ×
take-009 ×  ×   ×
take-010 △  △   △




D感想
1週間で10回ほど作りましたが、理想とは程遠い。
イメトレでは、簡単に出来そうに感じてたのに、
YouTubeではあんなに簡単そうだったのに、
簡単そうにやっていたのに(極限まで無駄が削ぎ落とされ簡単に見えただけ)、
プロの技術の奥深さを痛感したtake1〜10でした。

ふわとろオムレツマスターへの道は、長そうだ。




Copyright © 日々のあれこれ All Rights Reserved.